新会堂・新教育館建築
2012年11月4日、定礎式を執り行いました。
<挨拶>2012.12
本日、皆様のお祈りのもと、設計施工監理を担当された株式会社一粒社ヴォーリズ建築事務所の方々、また施工を担当された株式会社竹中工務店の方々と共に、このように定礎式を迎えることができまして主に深く感謝いたします。
昨年9月の起工式でも述べさせていただきましたが、2001年の定期総会で会堂建築の業が教会員の総意で決議され、更には2003年の定期総会で、幼稚園舎を兼ねた教育館との同時建築が承認されました。
その後、教会員の間で様々な議論がなされ、建築基本構想が2007年に作成され、この構想を実現化させて頂ける設計者の選定に入りました。そして教会や幼稚園の建築設計に経験の豊かなヴォーリズ社と契約を結ばせていただきました。
さらに議論を重ね、基本設計図を立案し、実施設計、工事費の概算見積もりを経て、昨年2月に施工業者の選定を行いました。教会の厳しい財政事情の中、スーパーゼネコンである竹中工務店と契約を結べましたことは私達教会の大きな安心になりました。
昨年3月に東日本大震災があり、着工自体も危ぶまれた時期もありましたが、「この時期だからこそ、この中目黒の地でキリストの福音を広く宣べ伝える場、弱きものと共に歩む場、幼い子ども達の心を豊かに育む場として、新しい会堂、教育館を築き上げよう」との思いで、主に祈りつつ準備を進め、9月に起工式を迎えました。
その後は建物の土台となる基礎工事が丁寧に施される中、私たち教会は、旧教育館で毎週の主日礼拝を守り、クリスマスには同じく旧教育館で、園児によるページェントも行いました。竹中工務店の方々には、ページェントの舞台作りや、お餅つき、仮設壁へのお絵かき、更には憧れのユンボ(工事車両)への試乗など、工事期間中で様々な制約を受けていた園児たちに楽しい思い出を作っていただき、心から感謝いたします。
今年4月には一期工事が完了して新会堂が立ち上がり、引き続いて教育館残りの半分と園庭工事が主体の二期工事が開始となりました。新会堂の音響はすばらしく、聖歌隊員は自分たちの力量を忘れてしまう程でしたが、主が奏でてくださるこの讃美が伝道の業に広く用いられますよう祈ります。
本日、1年4ヶ月に及ぶ1期・2期工事が、幼稚園事業を継続しながら、主に守られて事故なく、工期内に無事竣工し、定礎式を迎えることができ、工事関係者の皆様に改めて感謝申し上げます。また多くのご不便をお掛けしつつ、本工事にご理解、ご協力いただいた近隣の皆様に深謝いたします。
昨年9月、専任の小河牧師が被災地仙台に赴任されました。10年に亘るこの建築計画を共に担い、「新しい教会で我々は何をすべきか」、「この地域で教会に求められている課題は何か」、を共に考え、祈り合って下さいました。その土台としての建築基本構想があったからこそ、専任牧師不在の中での工事期間中も教会員は一つになれたと思います。松見協力牧師に霊的に励まされ、多くを支えて頂きつつ、信徒による礼拝説教、様々な場所でのたくさんの奉仕を続け、今日を無事に迎えられましたのは、すべて主の豊かなお導きと信じ、感謝いたします。
主に与えられたこのすばらしい器を、地域の方々に、もっとも小さき方々に喜んで用いて頂けますよう、教会員一同心を合わせて、祈り続けてまいりたいと思います。
2012年11月4日 建築委員長 舟塚 真
<近況> 2012.10 2011年6月末に感謝礼拝を共に献げた後、7月から旧会堂の解体工事がはじまりました。 そして、9月4日の起工式を経て、現在、本工事が順調に進んでおります。 施工をお願いしている竹中工務店より、毎月定点等で撮影されている写真の提供を受けておりますので、随時掲載させていただきます。 新しい会堂・教育館が、イエス・キリストの福音をこの中目黒の地で宣べ伝えていくための器として、神様に豊かに用いられますよう、お祈りに覚えていただければ幸いです。 建築委員会 <近況> 2012.7.18 神様の見守りの内に、2012年4月25日、一期工事が無事に完了し、施工業者より引渡しを受けることができました。近隣の方々にご迷惑をお掛けしながらの工事でしたが、大きな事故なく完了し、心より感謝申し上げます。 ゴールデンウイークに引越しを済ませ、予定通り2期工事が始まりました。旧教育館の解体後、園庭を整備し、新教育館の残りの部分の工事に移行しています。2012年10月末に竣工予定です。「地域に開かれた教会」として新会堂・新教育館が用いられますよう、主に祈り求めて参ります。 建築委員会 |
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